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美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本 

価格/1,300+税 →こんな本です①。こんな本です②。



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白茄子のステーキ・筑前煮・ささがきごぼうとコーンのサラダ・じゃがいもと小松菜の味噌汁・K-8









ハイ、晩ご飯、晩ご飯。

8月31日の晩ご飯!
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白茄子のステーキ!



ちょっと前に産直で出会い、あまりの美味しさに雄叫びをあげた白茄子

再び産直に行ったら、またもや出会ってしまったので、そのままナンパ。
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自宅に招き入れ、オリーブオイルさんと共にフライパンで熱々になっていただき、

大根おろしとにんにくチップを添えて、ポン酢をたらーり。



トロうま!
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かじりかけ画像からも分かるように、めちゃくちゃ柔らかくて瑞々しくてトゥロットロなんだけど、

こいつがもう、すごい。

油ハネがすごい、すごすぎる。



水分の多さからか、それともそれが白茄子の習性なのか、

どんなに水気を拭き取ろうが、油を増やそうが減らそうが、

コンロという垣根を越え、キッチン全土にまで及ぶ油ハネ。

ちくしょう白い形してとんだツンデレ。
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この油ハネが嫌すぎて一時は決別をも考えた白茄子だけど、

きっとあたしは来年も買うと思う。

だってウマい。

悔しいほどに、ウマい。





そんな裏切り白茄子の他には、筑前煮っぽい煮物。
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れんこん、ごぼう、鶏肉、人参、スナップえんどう、干し椎茸、しめじ、こんにゃく・・・と、

8品もの具から成り、ある意味筑前煮よりも豪華な代物だけれど、肝心要の筍が入っていない。

っつーか、言うの忘れてたけど、

今年の36筍はこの日に終わった。



かの、歴史に刻まれたであろう事件の数十分前、

社長が最後の筍を5本ばかし持ってきてくれたけど、

とてもとても筍と対話できるような状況ではなかったので、

そのまま段ボールに詰めて会津に送った。

つまり今年はこの日にもらった3本しか食べてない。



去年もたいして食べてないし、

ここ数年、筍との相性が悪い。

振られっぱなしで私の愛が届かない。





で、筑前煮の他には、ごぼうサラダ。
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我が家の定番ごぼうサラダと言えばコレがテッパンで、

あまりの美味しさ&人気っぷりから将来を誓い合うほどで、

とても浮気なぞ考えられないNo.1メニューだったのだけれど、

あっさり浮気の「ささがきごぼう×コーン」。



しかも、浮気だけならいざ知らず、

予想以上に美味しく、いつものサラダよりこっちがイイ!と下剋上が起きてしまったので、

今度レシピ書いておくね。

下剋上浮気サラダと名付けよう。





そして味噌汁はじゃがいもと玉ねぎと小松菜。
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まぁ、冷蔵庫の半端もの野菜一掃的な。





デザートは、最後の高級葡萄。
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お友達のお母さんからいただいた高級葡萄。

最終日を飾るのは「K-8」という品種。

巨峰のような大ぶりの実に、すっきりとした酸味と強い甘味。

渋みもなければ種もなく、ポイポイ食べれちゃう。



あたし「あー、これでタルト作りたい!」もぐもぐもぐ



ひな「葡萄のタルト?」もぐもぐもぐ



あたし「そうそう、葡萄とクレームダマンドのヤツ!」もぐもぐもぐ



ひな「あれ美味しいよねー!」もぐもぐもぐ



おかん「いいねいいね、これで作ったら美味しいだろうねー!」もぐもぐもぐ



あたし「皮ごと食べても美味しいし、こんだけ味が濃かったら焼いても絶対美味しいよね!」もぐもぐもぐ



ひな「いいね、いいね!残ったらタルトにしようよ!」もぐもぐもぐ



おかん「じゃ、明日はタルトだね!」もぐもぐもぐ



なーんて言ってる間に葡萄がなくなった。
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タルトは幻と化しましたが、美味しかったです。とっても!










で。










この週末はさぶろー山が出張で、朝5時出発って言われてたんだ。



まぁ、朝5時に出発ってことは朝4時には起きないといけないワケで、

万年プロ(寝坊の)としての生きる私としては、

こいつはやべえ。と。

確実に仕事(寝坊プロの)をしてしまう。と。

栗を買いに行ったんだよね。

言うなれば、寝て仕事(寝坊の)をするより、寝ずに仕事(栗の)をするほうが遥かに意味があるな。という私らしい心で。



でも、スーパーに着いたら、思いのほか栗が安くて、特売中の特売1パック500g入り190円とくれば、

うっかり買ってしまうわ。6パック3kg、あるだけ買った。



栗よりもホクホクした顔で家路につき、これはいい暇つぶしになるぜ!と、

栗を茹で、鬼皮と対面したのが午後10時のこと。

なんせ鬼皮剥きは渋皮煮の砦ですから。

コイツさえクリアできれば渋皮煮を制すも同じこと。



ゆっくりじっとり鬼皮との対話を楽しんでいたのだけれど、

うっかり鬼皮剥きのコツを掴み、

当初3時間を予定していた鬼皮剥きが1時間で終わってしまったら、これは想定の範囲外。



ペースを落とし、ゆっくり栗を茹で、丁寧に残り皮を拭い去り、

ゆっくりじっくりシロップで煮たところで、

午前3時には仕事(栗の)が終わってしまった。



やべえ、このままでは寝てしまう。

新たなる仕事を探さねば・・・!と、

読みかけのDr.コトー診療所を開いたら、

まんまと落ち、まんまと仕事をし(寝坊プロの)、まんまとさぶろー山がいなくて、

どうやらさぶろー山は、一人で起きて一人で寂しく出張に行ったらしい。

そして私は、一晩でふたつの仕事をこなす働き者だったらしい。
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帰ってきたら絶対怒られるけど、栗は実に美味しそうに煮えた。



見て見て。
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ツヤテカ!



5年ぶりとなる栗仕事、

今回はcottaさんの無水鍋でコトコトコト。
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この鍋、ホント軽くて扱いやすくてイイ!

洗う時めっちゃ楽!




レシピはここ(→栗の渋皮煮)。

すっごい昔のレシピなんで写真も文も雑ですが、

この味が大好きで、ずっとこの作り方をすると思う。

(と言いながらもっと美味しい方法を見つけたらサラっと浮気する可能性大)
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思わず痴漢したくなるようなぷりぷりおケツ型栗。



ほっ栗。
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さぶろー山が帰ってきたらいっぱい食べさせてあげよーっと!

(償いの意味で)








ご清聴ありがとうございます。

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毎日一粒ずつ大切に大切に大切に食べます(なんせ製作5時間の超大作)!







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