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美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本
価格/1,300+税 →こんな本です①。/こんな本です②。
毎年、長期連休になると、なんとなーく「遠くに行かなければならない」的な思考が発動して、
わざわざ暑い中、わざわざお金かけて、わざわざ疲れに行っていたのだけれど、
そんなことをしなくても十分楽しめることが分かった8月13日。
遠出をしなくても楽しめる。
近場も意外に捨てたもんじゃない。
さぶろー山「そうだ、寿司を食おう!」
え、なんで?

どういう思考回路かよく分かりませんが、
前日にキャンセルした俺様分の旅予算を全額寿司に充てたいとのことでやってきました。
新潟市中央区沼垂にある「せかい鮨」さん。
新潟駅から車で5分ほどの場所にあるんですが、
古くからあるお寿司屋さんで市内でも人気店ですし、
お盆ということもあり、

さぶろー山「大丈夫、さっき電話で予約しといたから。」
さすが、食べることには抜け目のない男。

カウンター10席、こあがり16席の店内は、
14時ギリギリに訪れた私達が最後のお客さん。
せっかくならカウンターでいただきたいところですが、
回らないお寿司は初めて!という緊張でガチガチの一番娘のタメ、
こあがり席をセレクト。

ひな「さすが回らないお寿司屋さんだね。ランチョンマットが米一俵価格表とか粋すぎる。」
天明後からの価格を記してるんですが、
よく見ると、内閣とか歴史的事柄も記されてて、これがなかなか面白い。

基本的には毎年緩やかに値上がりしてるんですが、
飢饉などが起きると一気に値上がりするようで、
中でも大きな価格変動が見られたのは、昭和18年~23年あたり。
18年には16円42銭だったものが23年にはまさかの1487円。
もう何倍なのかも分からんえげつねえインフレ。
あたし「さてここで現役JKに問題です。この年代あたりは世界的にとても大きな事柄がありました。何があった年でしょうか?」
ひな「は?」
多分、来月の中間は壊滅的だと思います。
(正解は太平洋戦争/大東亜戦争/第二次世界大戦などなど)。
ささ。
中間は諦めてお寿司でも楽しみましょう、そうしましょう。

ひな「ひなは上握り1600円!」
季節の赤身と白身がバランスよく入った上握りは7貫で1600円。
ワリとリーズナブルな価格ですが、中身はプレミアム。
ツヤテカ真っ赤な本鮪(確か)は、

ひな「とっても鮪です。」
キラキラ宝石のようないくらは、

ひな「プチプチプッチンします。」
確かスズキだった気がするけど違ったらごめん的白身魚には、新潟名物かんずりがON。

ひな「白っぽいお魚の味がふんだんにします。」
これは確かまぐろだった気がするけど生姜とネギがのってるので鰹の可能性もある赤いお魚。

ひな「赤いお魚の味がいっぱいします。」
うちの子は食レポに不向きなことが分かりましたんで、
私は特上握り2500円を。

ケチくそな私が特上を頼んだのは、
他ならぬこの子のため。
そう、うに!!!

前日もうににまみれているというのに、
2連チャンうにとか夢なら一生起きたくない。
あたし「うにが・・・ウマイ・・・!」
本来一口で食べるべきものなのに、もったいなさすぎて8回くらいに分けて食べました。
うにが好きすぎて。
個人的に、うにさえあればあとはシャリ(のみ)でもいいんですが、
特上握りということで、お寿司の王様も。

ツヤテカトロの放つ光にはだいぶ目を奪われましたが、
ぶっちゃけ、お口の中で融ける脂が死ぬほどうまくて、
うに派の私がトロ派への転向を考えるほどでした。
そして、身厚なコキコキつぶ貝。

よくくるくる寿司で食べるつぶ貝とは一味も二味も違って、全然違う、超違う。
味の深みもさることながら、食感が違って、全然違う、超違う。
あたし「コイツはうめえ、超うめえ・・・コキコキ!」
カニだってカニカマじゃない本物のカニ、ズワイガニ!

もちろんカニも超絶美味しく、これぞ「カニ!」な風味満載なんですが、
カニの場合は剥いてくれた方への感謝を忘れずに。
カニ剥き隊員、ありがとう。
で、肝心要の俺様は・・・と言うと。

さぶろー山「俺は新潟すし三昧極み3500円!」
お店で一番人気の新潟すし三昧極みは、新潟の地魚にうにトロいくらが入って、
10貫+卵焼きで3500円。

新潟名物のどぐろは笹川流れの藻塩で。
たこは軽く炙ってあってすごい美味しそうだったけど、

さぶろー山「たこうっま!マジうっま!」
だそうで、一口くらいくれるかなとか期待した私が阿呆だった。
そして、上にぎり、特上握り、極み、すべてについてくるのが、こちらの甘エビ。

甘エビが名物の新潟は、スーパーで売ってる甘エビですらむちゃくちゃ甘くておいしいんだけど、
さすがお寿司屋さんの甘エビ。
もっともっともっと甘いウマイヤバイウマイ。
とても私の語彙力では説明しきれないウマさを、
さらにウマくするのがこちらの甘エビ醤油。

甘エビをこの醤油につけるとただでさえヤバイウマイ甘エビがより一層美味しく、ヤヴァイウマァイ。
甘エビ以外にはつけないでくださいって言われたけど、
この醤油で白飯が5杯食べれそうなくらい美味しいお醤油だった。
多分、この醤油で焼きおにぎりしたら悶絶。
で、それぞれの握りにつくお椀は、定番甘エビの味噌汁。

新潟に来たら一度は飲んでほしい甘エビの味噌汁。
頭の部分で出汁をとってるんだけど、美味しくて泣ける。
鍋ごと飲みたい。
こちらはクーポン提示でもらえる一品料理。

新潟の郷土料理、のっぺ。
里芋、鶏肉、人参、ごぼう、筍、きのこ、銀杏、ユリ根などなどの煮物で、
正月とか盆とか冠婚葬祭などなどに絶対出てくるタイプのヤツ。
うちは元々が新潟っ子ではないので食卓にあがることはないけど、新潟の人はすごい好きらしく、
さぶろー山が全部食べてた。
私はこづゆ派(←会津の郷土料理)なので許した。
っていうアレコレを食し、
少々お腹に余裕があったので、追加などもしてみて。

右から鮪(さぶろー山セレクト)、鯖(さぶろー山セレクト)、卵(ひなセレクト)、上の赤いのも鮪(ひなセレクト)。
それと、私セレクトの新潟くるみ太巻きハーフ。

太巻きを選んだ私をさぶろー山は超笑っていたけれど、
太巻きって、上手い人が巻かないとご飯は餅だし、餅なのに崩れるし、
具との調和もなく喧嘩したまま海苔に巻かれて終わるので、
私は太巻きを頼んだことを恥じていない。
だってさ、太巻きってすごい大変だもの。
卵焼いて、胡桃煮て、かんぴょう煮て、酢飯作って、海苔で巻いて、ものすごい手間だもの。
これが680円で食べれるなんて、なんというお得感!

と、結局はお得感をオシてしまう悲しい主婦の性ですが、
肝心要の太巻きは、
ふわっと程よい空気感で巻かれ、
具と飯の調和も素晴らしく、
海苔との一体感も抜群で、
なのに米粒ひとつひとつを感じられるような、
素晴らしい太巻きを超下手くそに白飛びさせて撮りました。
ホントすみません。
メニューはこちらで見れますんでご興味のある方は見ていただいて、
3人の飲食代は9990円となります。
ご清聴ありがとうございます。
寿司が食べたくなったらこちらをぽちぽちぽちっと。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
盆旅行記、次が最後です。
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美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本
毎年、長期連休になると、なんとなーく「遠くに行かなければならない」的な思考が発動して、
わざわざ暑い中、わざわざお金かけて、わざわざ疲れに行っていたのだけれど、
そんなことをしなくても十分楽しめることが分かった8月13日。
遠出をしなくても楽しめる。
近場も意外に捨てたもんじゃない。
さぶろー山「そうだ、寿司を食おう!」
え、なんで?

どういう思考回路かよく分かりませんが、
前日にキャンセルした俺様分の旅予算を全額寿司に充てたいとのことでやってきました。
新潟市中央区沼垂にある「せかい鮨」さん。
新潟駅から車で5分ほどの場所にあるんですが、
古くからあるお寿司屋さんで市内でも人気店ですし、
お盆ということもあり、

さぶろー山「大丈夫、さっき電話で予約しといたから。」
さすが、食べることには抜け目のない男。

カウンター10席、こあがり16席の店内は、
14時ギリギリに訪れた私達が最後のお客さん。
せっかくならカウンターでいただきたいところですが、
回らないお寿司は初めて!という緊張でガチガチの一番娘のタメ、
こあがり席をセレクト。

ひな「さすが回らないお寿司屋さんだね。ランチョンマットが米一俵価格表とか粋すぎる。」
天明後からの価格を記してるんですが、
よく見ると、内閣とか歴史的事柄も記されてて、これがなかなか面白い。

基本的には毎年緩やかに値上がりしてるんですが、
飢饉などが起きると一気に値上がりするようで、
中でも大きな価格変動が見られたのは、昭和18年~23年あたり。
18年には16円42銭だったものが23年にはまさかの1487円。
もう何倍なのかも分からんえげつねえインフレ。
あたし「さてここで現役JKに問題です。この年代あたりは世界的にとても大きな事柄がありました。何があった年でしょうか?」
ひな「は?」
多分、来月の中間は壊滅的だと思います。
(正解は太平洋戦争/大東亜戦争/第二次世界大戦などなど)。
ささ。
中間は諦めてお寿司でも楽しみましょう、そうしましょう。

ひな「ひなは上握り1600円!」
季節の赤身と白身がバランスよく入った上握りは7貫で1600円。
ワリとリーズナブルな価格ですが、中身はプレミアム。
ツヤテカ真っ赤な本鮪(確か)は、

ひな「とっても鮪です。」
キラキラ宝石のようないくらは、

ひな「プチプチプッチンします。」
確かスズキだった気がするけど違ったらごめん的白身魚には、新潟名物かんずりがON。

ひな「白っぽいお魚の味がふんだんにします。」
これは確かまぐろだった気がするけど生姜とネギがのってるので鰹の可能性もある赤いお魚。

ひな「赤いお魚の味がいっぱいします。」
うちの子は食レポに不向きなことが分かりましたんで、
私は特上握り2500円を。

ケチくそな私が特上を頼んだのは、
他ならぬこの子のため。
そう、うに!!!

前日もうににまみれているというのに、
2連チャンうにとか夢なら一生起きたくない。
あたし「うにが・・・ウマイ・・・!」
本来一口で食べるべきものなのに、もったいなさすぎて8回くらいに分けて食べました。
うにが好きすぎて。
個人的に、うにさえあればあとはシャリ(のみ)でもいいんですが、
特上握りということで、お寿司の王様も。

ツヤテカトロの放つ光にはだいぶ目を奪われましたが、
ぶっちゃけ、お口の中で融ける脂が死ぬほどうまくて、
うに派の私がトロ派への転向を考えるほどでした。
そして、身厚なコキコキつぶ貝。

よくくるくる寿司で食べるつぶ貝とは一味も二味も違って、全然違う、超違う。
味の深みもさることながら、食感が違って、全然違う、超違う。
あたし「コイツはうめえ、超うめえ・・・コキコキ!」
カニだってカニカマじゃない本物のカニ、ズワイガニ!

もちろんカニも超絶美味しく、これぞ「カニ!」な風味満載なんですが、
カニの場合は剥いてくれた方への感謝を忘れずに。
カニ剥き隊員、ありがとう。
で、肝心要の俺様は・・・と言うと。

さぶろー山「俺は新潟すし三昧極み3500円!」
お店で一番人気の新潟すし三昧極みは、新潟の地魚にうにトロいくらが入って、
10貫+卵焼きで3500円。

新潟名物のどぐろは笹川流れの藻塩で。
たこは軽く炙ってあってすごい美味しそうだったけど、

さぶろー山「たこうっま!マジうっま!」
だそうで、一口くらいくれるかなとか期待した私が阿呆だった。
そして、上にぎり、特上握り、極み、すべてについてくるのが、こちらの甘エビ。

甘エビが名物の新潟は、スーパーで売ってる甘エビですらむちゃくちゃ甘くておいしいんだけど、
さすがお寿司屋さんの甘エビ。
もっともっともっと甘いウマイヤバイウマイ。
とても私の語彙力では説明しきれないウマさを、
さらにウマくするのがこちらの甘エビ醤油。

甘エビをこの醤油につけるとただでさえヤバイウマイ甘エビがより一層美味しく、ヤヴァイウマァイ。
甘エビ以外にはつけないでくださいって言われたけど、
この醤油で白飯が5杯食べれそうなくらい美味しいお醤油だった。
多分、この醤油で焼きおにぎりしたら悶絶。
で、それぞれの握りにつくお椀は、定番甘エビの味噌汁。

新潟に来たら一度は飲んでほしい甘エビの味噌汁。
頭の部分で出汁をとってるんだけど、美味しくて泣ける。
鍋ごと飲みたい。
こちらはクーポン提示でもらえる一品料理。

新潟の郷土料理、のっぺ。
里芋、鶏肉、人参、ごぼう、筍、きのこ、銀杏、ユリ根などなどの煮物で、
正月とか盆とか冠婚葬祭などなどに絶対出てくるタイプのヤツ。
うちは元々が新潟っ子ではないので食卓にあがることはないけど、新潟の人はすごい好きらしく、
さぶろー山が全部食べてた。
私はこづゆ派(←会津の郷土料理)なので許した。
っていうアレコレを食し、
少々お腹に余裕があったので、追加などもしてみて。

右から鮪(さぶろー山セレクト)、鯖(さぶろー山セレクト)、卵(ひなセレクト)、上の赤いのも鮪(ひなセレクト)。
それと、私セレクトの新潟くるみ太巻きハーフ。

太巻きを選んだ私をさぶろー山は超笑っていたけれど、
太巻きって、上手い人が巻かないとご飯は餅だし、餅なのに崩れるし、
具との調和もなく喧嘩したまま海苔に巻かれて終わるので、
私は太巻きを頼んだことを恥じていない。
だってさ、太巻きってすごい大変だもの。
卵焼いて、胡桃煮て、かんぴょう煮て、酢飯作って、海苔で巻いて、ものすごい手間だもの。
これが680円で食べれるなんて、なんというお得感!

と、結局はお得感をオシてしまう悲しい主婦の性ですが、
肝心要の太巻きは、
ふわっと程よい空気感で巻かれ、
具と飯の調和も素晴らしく、
海苔との一体感も抜群で、
なのに米粒ひとつひとつを感じられるような、
素晴らしい太巻きを超下手くそに白飛びさせて撮りました。
ホントすみません。
メニューはこちらで見れますんでご興味のある方は見ていただいて、
3人の飲食代は9990円となります。
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
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