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美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本
価格/1,300+税 →こんな本です①。/こんな本です②。
本編と関係ありまくりの画像「地獄への切符」。
どんなイジメか・・・
ーーー軽油入れちゃった。
改まった顔でいきなりそんな告白をされても、
あたしだってビックリだと思う。
思わず聞き返したくもなるでしょうよ。
あたし「え。」
さぶろー山「いや、考え事してたらつい軽油を。軽油が。勝手に。俺の手を。」
いや、うん、まぁ、そうだよね。
いくらあたしでもさ、時が戻らないことは知ってるし、
先に進むしかないことも知ってる。
どんな対価を払っても、時間だけは取り戻せないし、
過ぎたことはしょうがないよね。しょうがない。
ただあたしが言いたいのは、ね?
「なんで」
「今」
「あたしがこんなにも苦しんでる時に」
「レギュラーと軽油を」
あたし「間違えるんだよオオオオオオオオオ!」
さぶろー山「俺も焦ってたの!めっちゃ焦ってたの!うっかりレギュラーと軽油を間違えるくらい焦ってたの!!!」
あたし「なんでそんな・・・うわあああああああああーーーん!」
そらもう、痛いわ、怒りたいわ、泣きたいわ、痛いわ、
も、爆泣きですよ、ガススタで爆泣き!
さぶろー山「ごめんごめん!ホントごめん。」
あたし「ひどいよ、痛いよ、ひどいよ、痛いよオオオオオオオオオ!」
さぶろー山「うんうん、分かった、分かってる。いくら泣いてもいいけど、でも今は時間が、時間が・・・!」
あたし「・・・時間・・・?」
時間!!!
3時の手術まで残り22分。
ここから病院までの移動時間、駐車場から受付までの移動時間、受付から病棟までの移動時間を考えたら、
ギリッギリである。
泣いている場合ではない。
今すぐ出なくては間に合わない。
いくらあたしだって手術くらいは遅刻せずに参加したい。
あたし「早く・・・!早く乗って!病院に行って!」
さぶろー山「分かった!急いで走るから!」
と、二人で車に乗りこみ、さてエンジンをかけようとしたところで。
あたし「ちょっと待って!」
さぶろー山「どうした?!」
あたし「エンジンはかけるな。」
レギュラー車に軽油を入れて車を走らせた場合、
まず、ゲツゲツゲツっとした車内地震を巻き起こし、
おかしいな。と思った瞬間、もっくもくと黒煙があがり、
同時にチェックランプが煌煌と光り、
あれよあれよと車はストップ&エンジン昇天。
その間わずか1分&修理代44,000円(原価)。
さぶろー山「あ、あ、あ、そうだな!そうだな!エンジンはダメだよな!」
そう、あたし達も伊達に二度目ではない(→一度目)。
さぶろー山「じゃ、ガソリンスタンドに軽油が抜けるか聞いてくる!」
あたし「ちょっと待って、それはダメ!」
多分、ガススタに車を預ければ軽油を抜くぐらいの作業はしてくれると思うけれど、
あたし達はなにより病院に、手術に行かなければならない。
車を預けるワケにはいかない。
タクシーは100%間に合わない。
必要なのは「代車」と「時間」。
あたし「車屋さんに電話して。速攻で代車持って来てって言って。」
さぶろー山「あ、あ、ああ、そうだな!車屋さんが早いな!」
人生の一大事に、予想の斜め上すぎた不運が降って沸いたワケだけれど、
唯一幸運だったのは、行きつけの車屋さんがすぐ目の前だったことと言えよう。
車屋さんは事情を話すと、光をもしのぐ早さで代車を持って来てくれ、
あたし達はすぐさま代車に乗り込み、
今度こそ本当に病院を目指した。
ご清聴ありがとうございます。
かわいそう・・・と思ったらこちらをぽちぽちぽちっと。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
錯乱記、まだまだ波乱が続きます。
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本編と関係ありまくりの画像「地獄への切符」。
どんなイジメか・・・
ーーー軽油入れちゃった。
改まった顔でいきなりそんな告白をされても、
あたしだってビックリだと思う。
思わず聞き返したくもなるでしょうよ。
あたし「え。」
さぶろー山「いや、考え事してたらつい軽油を。軽油が。勝手に。俺の手を。」
いや、うん、まぁ、そうだよね。
いくらあたしでもさ、時が戻らないことは知ってるし、
先に進むしかないことも知ってる。
どんな対価を払っても、時間だけは取り戻せないし、
過ぎたことはしょうがないよね。しょうがない。
ただあたしが言いたいのは、ね?
「なんで」
「今」
「あたしがこんなにも苦しんでる時に」
「レギュラーと軽油を」
あたし「間違えるんだよオオオオオオオオオ!」
さぶろー山「俺も焦ってたの!めっちゃ焦ってたの!うっかりレギュラーと軽油を間違えるくらい焦ってたの!!!」
あたし「なんでそんな・・・うわあああああああああーーーん!」
そらもう、痛いわ、怒りたいわ、泣きたいわ、痛いわ、
も、爆泣きですよ、ガススタで爆泣き!
さぶろー山「ごめんごめん!ホントごめん。」
あたし「ひどいよ、痛いよ、ひどいよ、痛いよオオオオオオオオオ!」
さぶろー山「うんうん、分かった、分かってる。いくら泣いてもいいけど、でも今は時間が、時間が・・・!」
あたし「・・・時間・・・?」
時間!!!
3時の手術まで残り22分。
ここから病院までの移動時間、駐車場から受付までの移動時間、受付から病棟までの移動時間を考えたら、
ギリッギリである。
泣いている場合ではない。
今すぐ出なくては間に合わない。
いくらあたしだって手術くらいは遅刻せずに参加したい。
あたし「早く・・・!早く乗って!病院に行って!」
さぶろー山「分かった!急いで走るから!」
と、二人で車に乗りこみ、さてエンジンをかけようとしたところで。
あたし「ちょっと待って!」
さぶろー山「どうした?!」
あたし「エンジンはかけるな。」
レギュラー車に軽油を入れて車を走らせた場合、
まず、ゲツゲツゲツっとした車内地震を巻き起こし、
おかしいな。と思った瞬間、もっくもくと黒煙があがり、
同時にチェックランプが煌煌と光り、
あれよあれよと車はストップ&エンジン昇天。
その間わずか1分&修理代44,000円(原価)。
さぶろー山「あ、あ、あ、そうだな!そうだな!エンジンはダメだよな!」
そう、あたし達も伊達に二度目ではない(→一度目)。
さぶろー山「じゃ、ガソリンスタンドに軽油が抜けるか聞いてくる!」
あたし「ちょっと待って、それはダメ!」
多分、ガススタに車を預ければ軽油を抜くぐらいの作業はしてくれると思うけれど、
あたし達はなにより病院に、手術に行かなければならない。
車を預けるワケにはいかない。
タクシーは100%間に合わない。
必要なのは「代車」と「時間」。
あたし「車屋さんに電話して。速攻で代車持って来てって言って。」
さぶろー山「あ、あ、ああ、そうだな!車屋さんが早いな!」
人生の一大事に、予想の斜め上すぎた不運が降って沸いたワケだけれど、
唯一幸運だったのは、行きつけの車屋さんがすぐ目の前だったことと言えよう。
車屋さんは事情を話すと、光をもしのぐ早さで代車を持って来てくれ、
あたし達はすぐさま代車に乗り込み、
今度こそ本当に病院を目指した。
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