新刊発売中です。


美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本
価格/1,300+税 →こんな本です①。/こんな本です②。

厚焼きたまごサンド。
最近あたしがハマっているものNo.1。
朝起きると食べたくて、昼寝から覚めると食べたくて、夜寝る前にも食べたくなるものNo.1。
ぶっちゃけ、ここ一週間ほどあたしの昼飯を独占してるものNo.1。

/厚焼きたまごサンド\
っつーのも、ここ数年ほどの間に、米の国新潟にもパンブームがやって参りまして、
どこかしこに洒落た今風のウマいパン屋さんがボッコボコとOPEN中。
で、友達んちの近所には、昔っからの、小さな小さなパン屋さんがあったんだけど、
昔懐かしい美味しさはあれど、今風の美味しさではなく、
それなりに流行っていたお店は、日に日に閑古鳥が鳴き、
それはもう寂しい佇まいと化していたワケです。
これではいかん・・・!と店主が一念発起をしたのかどうかは分からないのだけれど、
ある日突然、粉を変え、味を変え、パンを変えたらめちゃくちゃ流行って、
小さな小さなパン屋さんは連日大賑わいの大行列。
それもそのはず、新しくなったパンはどれもこれもが今風の美味しさで、
コッペパンはふわふわでほんのりと甘く、サンドイッチはこれでもか!と溢れんばかりの具が挟まれ、
小洒落たデニッシュは圧巻の品揃え。
中でもリニューアルされた角食は、味、食感、香り、何をとってもあたしの好みドンピシャ!
やだ、すごい。
っていう、時代に合わせたリニューアルに見事成功し、新しく生まれた看板メニューが、
関西風のたまごサンド、「厚焼きたまごサンド」。

もともと、新潟のたまごサンドと言えば、ゆで卵をマヨネーズで和えたタイプが主流で、
厚焼きタイプは全然流行らず、あたし自身も全く好きじゃなかったんだけど、
このパン屋さんの厚焼きたまごサンドが人生観を変えるレベルでウマい。
ふわふわのパンに挟まれたたまごは、しっかりとした味わいで、
惜しみなく使われた出汁は贅沢の極み。
食感は軟らかく、噛みしめるたびにじゅわっとするほどのジューシーさを備え、瑞々しさMAX。
なのに、パンへの水分の流出はなく、パンはふわふわ、たまごはジューシーという奇跡。
出汁でありながらも、パンとの相性は抜群。
それはもう、この世のものとは思えぬウマさで、
開店と同時に売り切れてしまう幻のたまごサンド!

を、再現してやろうと、長らくたまごサンドを食べ続けてきたんですが、
ちょうど1冊目のポイントカードが満タンになった昨日。
ようやく納得できるものができたので、ここに記しておきます。
友達んちの近所の人気パン屋さん(超ローカル)の厚焼きたまごサンドです。
厚焼きたまごサンド
【材料】1~2人分
卵・・・・・L玉3個(2個)
〇水・・・・・大さじ7~8(大さじ5)
〇和風出汁の素(ほんだし)・・・・・小さじ2弱(小さじ1強)
〇砂糖・・・・・大さじ1.5(大さじ1)
サラダ油・・・・・大さじ1~1.5くらい(大さじ1くらい)
水・・・・・大さじ1(大さじ1弱)
◎マーガリン・・・・・小さじ1/2
◎マヨネーズ・・・・・小さじ1/2
◎辛子・・・・・小さじ1/4くらい
食パン(軟らかいもの)・・・・・8枚切り2枚
【作り方】
1:卵を溶きほぐし、〇印を加え、卵のコシを切るようにしっかり混ぜる。

2:フライパンにサラダ油大さじ1/2程度を入れて強めの中火にかけ、油を熱する。

3:しっかりと熱したら、1の卵液を適当に流しいれる。

4:手前からでも奥からでも、巻きやすいほうから巻く。

5:卵液がフライパンにくっつくようになったらサラダ油を大さじ1/2くらいずつ足して熱し、卵液を流し入れる→巻くを卵液がなくなるまで繰り返す。


6:卵液がなくなったら水大さじ1を入れ、片面20秒くらいずつ焼きながら水分を含ませ、皿などに移して冷ます。


7:◎印を混ぜ合わせ、辛子マーガリンを作る。

8:パンの片面に塗る。

9:粗熱がとれた卵焼きを適当に切り、辛子マーガリンを塗った面にのせ、挟む。

10:ラップで包み、10分ほど馴染ませる。

11:耳を落とし、好きな形にカットする。

厚焼きたまごサンドできあがり。

基本的には、卵焼きを作って、それを挟めば厚焼きたまごサンドだし、
そう書くとすっごい簡単そうなんですが、
今回、「作りやすい分量」ではなく「美味しい分量」になってるので、
普段卵焼きを巻かない方はちょっと作りにくいかもしれない。です。
というのも、卵焼きにジューシーさを出すタメ、水分がかなり多め。

卵3個に対して、水大さじ7~8になってるんですが、
水大さじ8で作ると、本当にあの店の味というか、なんならあの店よか美味くて、
むちゃくちゃおすすめなんですが、
何分、水分が多ければ多いほど巻くのが困難になってくるので、
卵焼きを巻き慣れていない方は、水大さじ6くらいから始めるのが無難かもしれません。
もしくは、卵は3個より2個のほうが圧倒的に巻きやすく、
卵2個で巻きやすい分量が()に書いてあるので、
そちらから始めていただいても。

まぁ、巻けない場合は、寄せて丸めるだけでも形にはなるんですが、
個人的には、美しい層も魅力かな。と。
THE・断面萌え。

その他、美味しさのポイントとしては、工程6で卵焼きを冷ますのも何気に重要。
たまごにジューシーさを出すタメ、多量の水分を投入してるうえ、
パンの倍以上の厚さの卵焼き(デカイ分だけ熱さも満点)を挟むので、
冷ましてから挟まないと、パンは重みと水分でヘタれ、
べっちゃべちゃ~なサンドイッチになってしまうので、
焦らず、急がず、すぐに挟まず。
まずは卵焼きを冷まして。
ある程度熱がとれてからサンドすれば、
パンもふっくら、たまごもふっくら、頬もふっくら。

パンはできれば美味しいパン屋さんのふわふわ食パンがおすすめだけど、
スーパーの食パンを使う場合は、ヤマパンの「ふんわり」がおすすめ。
カロリーとか考えたら負けだけど、
この厚焼きたまごサンドは本気でウマくて、本気でおすすめ。

豊かな旨味に、ジューシーの集積、
贅沢な出汁は、サンドイッチの真髄。
ふわふわのパンに、溢れるたまご、
贅沢な食感は、コレステロールの塊。
伊達にポイントカードを満タンにしてない、類稀なる出来!

ぶっちゃけ、ここ半年くらいはしょっちゅうこの厚焼きたまごサンドを作ってるうえ、
ここ1週間は毎日あの店のサンドイッチを食べ続けてるけど、
それでもまだ飽き足らず、明日もまた食べたいとすら思ってる。
ご清聴ありがとうございます。
食べたい!と思ったらこちらをぽちぽちぽちっと。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
久々の自信作。
\リアルタイムで更新情報が届きます/

美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本

厚焼きたまごサンド。
最近あたしがハマっているものNo.1。
朝起きると食べたくて、昼寝から覚めると食べたくて、夜寝る前にも食べたくなるものNo.1。
ぶっちゃけ、ここ一週間ほどあたしの昼飯を独占してるものNo.1。

/厚焼きたまごサンド\
っつーのも、ここ数年ほどの間に、米の国新潟にもパンブームがやって参りまして、
どこかしこに洒落た今風のウマいパン屋さんがボッコボコとOPEN中。
で、友達んちの近所には、昔っからの、小さな小さなパン屋さんがあったんだけど、
昔懐かしい美味しさはあれど、今風の美味しさではなく、
それなりに流行っていたお店は、日に日に閑古鳥が鳴き、
それはもう寂しい佇まいと化していたワケです。
これではいかん・・・!と店主が一念発起をしたのかどうかは分からないのだけれど、
ある日突然、粉を変え、味を変え、パンを変えたらめちゃくちゃ流行って、
小さな小さなパン屋さんは連日大賑わいの大行列。
それもそのはず、新しくなったパンはどれもこれもが今風の美味しさで、
コッペパンはふわふわでほんのりと甘く、サンドイッチはこれでもか!と溢れんばかりの具が挟まれ、
小洒落たデニッシュは圧巻の品揃え。
中でもリニューアルされた角食は、味、食感、香り、何をとってもあたしの好みドンピシャ!
やだ、すごい。
っていう、時代に合わせたリニューアルに見事成功し、新しく生まれた看板メニューが、
関西風のたまごサンド、「厚焼きたまごサンド」。

もともと、新潟のたまごサンドと言えば、ゆで卵をマヨネーズで和えたタイプが主流で、
厚焼きタイプは全然流行らず、あたし自身も全く好きじゃなかったんだけど、
このパン屋さんの厚焼きたまごサンドが人生観を変えるレベルでウマい。
ふわふわのパンに挟まれたたまごは、しっかりとした味わいで、
惜しみなく使われた出汁は贅沢の極み。
食感は軟らかく、噛みしめるたびにじゅわっとするほどのジューシーさを備え、瑞々しさMAX。
なのに、パンへの水分の流出はなく、パンはふわふわ、たまごはジューシーという奇跡。
出汁でありながらも、パンとの相性は抜群。
それはもう、この世のものとは思えぬウマさで、
開店と同時に売り切れてしまう幻のたまごサンド!

を、再現してやろうと、長らくたまごサンドを食べ続けてきたんですが、
ちょうど1冊目のポイントカードが満タンになった昨日。
ようやく納得できるものができたので、ここに記しておきます。
友達んちの近所の人気パン屋さん(超ローカル)の厚焼きたまごサンドです。

【材料】1~2人分
卵・・・・・L玉3個(2個)
〇水・・・・・大さじ7~8(大さじ5)
〇和風出汁の素(ほんだし)・・・・・小さじ2弱(小さじ1強)
〇砂糖・・・・・大さじ1.5(大さじ1)
サラダ油・・・・・大さじ1~1.5くらい(大さじ1くらい)
水・・・・・大さじ1(大さじ1弱)
◎マーガリン・・・・・小さじ1/2
◎マヨネーズ・・・・・小さじ1/2
◎辛子・・・・・小さじ1/4くらい
食パン(軟らかいもの)・・・・・8枚切り2枚
【作り方】
1:卵を溶きほぐし、〇印を加え、卵のコシを切るようにしっかり混ぜる。

2:フライパンにサラダ油大さじ1/2程度を入れて強めの中火にかけ、油を熱する。

3:しっかりと熱したら、1の卵液を適当に流しいれる。

4:手前からでも奥からでも、巻きやすいほうから巻く。

5:卵液がフライパンにくっつくようになったらサラダ油を大さじ1/2くらいずつ足して熱し、卵液を流し入れる→巻くを卵液がなくなるまで繰り返す。


6:卵液がなくなったら水大さじ1を入れ、片面20秒くらいずつ焼きながら水分を含ませ、皿などに移して冷ます。


7:◎印を混ぜ合わせ、辛子マーガリンを作る。

8:パンの片面に塗る。

9:粗熱がとれた卵焼きを適当に切り、辛子マーガリンを塗った面にのせ、挟む。

10:ラップで包み、10分ほど馴染ませる。

11:耳を落とし、好きな形にカットする。

厚焼きたまごサンドできあがり。

基本的には、卵焼きを作って、それを挟めば厚焼きたまごサンドだし、
そう書くとすっごい簡単そうなんですが、
今回、「作りやすい分量」ではなく「美味しい分量」になってるので、
普段卵焼きを巻かない方はちょっと作りにくいかもしれない。です。
というのも、卵焼きにジューシーさを出すタメ、水分がかなり多め。

卵3個に対して、水大さじ7~8になってるんですが、
水大さじ8で作ると、本当にあの店の味というか、なんならあの店よか美味くて、
むちゃくちゃおすすめなんですが、
何分、水分が多ければ多いほど巻くのが困難になってくるので、
卵焼きを巻き慣れていない方は、水大さじ6くらいから始めるのが無難かもしれません。
もしくは、卵は3個より2個のほうが圧倒的に巻きやすく、
卵2個で巻きやすい分量が()に書いてあるので、
そちらから始めていただいても。

まぁ、巻けない場合は、寄せて丸めるだけでも形にはなるんですが、
個人的には、美しい層も魅力かな。と。
THE・断面萌え。

その他、美味しさのポイントとしては、工程6で卵焼きを冷ますのも何気に重要。
たまごにジューシーさを出すタメ、多量の水分を投入してるうえ、
パンの倍以上の厚さの卵焼き(デカイ分だけ熱さも満点)を挟むので、
冷ましてから挟まないと、パンは重みと水分でヘタれ、
べっちゃべちゃ~なサンドイッチになってしまうので、
焦らず、急がず、すぐに挟まず。
まずは卵焼きを冷まして。
ある程度熱がとれてからサンドすれば、
パンもふっくら、たまごもふっくら、頬もふっくら。

パンはできれば美味しいパン屋さんのふわふわ食パンがおすすめだけど、
スーパーの食パンを使う場合は、ヤマパンの「ふんわり」がおすすめ。
カロリーとか考えたら負けだけど、
この厚焼きたまごサンドは本気でウマくて、本気でおすすめ。

豊かな旨味に、ジューシーの集積、
贅沢な出汁は、サンドイッチの真髄。
ふわふわのパンに、溢れるたまご、
贅沢な食感は、コレステロールの塊。
伊達にポイントカードを満タンにしてない、類稀なる出来!

ぶっちゃけ、ここ半年くらいはしょっちゅうこの厚焼きたまごサンドを作ってるうえ、
ここ1週間は毎日あの店のサンドイッチを食べ続けてるけど、
それでもまだ飽き足らず、明日もまた食べたいとすら思ってる。
ご清聴ありがとうございます。
食べたい!と思ったらこちらをぽちぽちぽちっと。



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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
久々の自信作。
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