新刊、予約受付中!

美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本 
発売日/9月29日(発明家の日)価格/1,300+税 →こんな本です。


楽天さんでも予約がはじまりました。

発売まであと2日!



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本編とは何ら関係のない画像、函太郎の照り焼き炙り(超ウマい系)。










17年ぶりの生GLAYを拝した9月24日。

会場入りしたあたし達を何より驚かせたのは、ファン層の広さだった。



女性はもちろんのこと、男性もファンも多く、

ママに連れられてやってきたおチビちゃんから、手を繋いで頬を染めるような初々しいカップル、

同年代のご夫婦、ワリと年上のお姉さま方、結構年上のお兄さま方・・・

と、50代、60代もザラ。

「こんなおばあちゃんが会場にいたら申し訳ないかしら」と言っていたおかんですら若い部類。



予想以上にたくさんの人々に囲まれ、あたし達は会場入りをした。



会場入りをして、しばらく経った頃、

同じブロック内の少し前方あたりに、

おばあさんに支えられながら歩くおじいさんが見えた。



歳の頃は70代後半くらいだろうか。

おじいさんはおばあさんに支えられ、杖をつきながら歩いている。



間違って紛れ込んだのかな・・・?とも思ったけれど、

チケットがなければ入れない会場である以上、おじいさんが観客であることは明白。



こんなおじいさんもライブに来るんだ・・・!

と、GLAYのすごさを感じたと同時に、

おじいさんは大丈夫なのか。という不安も感じた。



確かに椅子は用意されているし、座っていても問題のない席だけれど、

基本的にはオールスタンディング。

そしてライブは予想以上の大音量で行われる。



音にびっくりして、ひっくり返ってしまうんじゃないかと思うほどに、

おじいさんは小さく、弱弱しい。



何かあったらスタッフを呼ぼう。

万が一に備えて、救急車も番号も確認しておこう。

と、スタッフの位置を確認し、携帯は鞄からポケットに移動したものの、

このおじいさん。

ライブが始まり、照明が落ち、辺りが暗くなると、

スッと立ち上がり、

メンバーの登場には歓喜の声をあげ、

大きく振られる手に、杖はもうない。



え・・・杖は・・・?



なーんて思っているうちに歌い出される「聖者のいない町」は、GLAYも観客もノリノリで、

おじいさんもノリノリ。

手を振り、足でリズムを取り、両手を大きくあげる。

もちろん、その手に杖はない。



おじい・・・さん・・・?



聖者のいない町が終わり、デストピア、I am xxxと続くも、おじいさんはノリノリ。

迷いなく振られる手に、やはり杖はなく、

さっきまでおばあさんに支えられていた人は別人じゃないかと思うほどの元気さ。

そのうえ、よくよく見てみると、このおじいさん、振りが完璧。

右手に左手、両手とすべてを使い分け、足で刻むリズムが超クール。

細かい振りも熟知し、迷いなく刻まれるリズムは、

まごうことなき、GLAYファン・・・!



おじいさん・・・!



ロングランが歌い出される頃、あたしはおじいさんに釘付けだった。

しかし、隣を見ればおかんもおじいさんを見て、おじいさんの振りを真似している。

斜め前を見れば、若いカップルもおじいさんを見て、おじいさんの振りをの真似している。

さらにその前を見れば、30代の女性2人組も、50代のご夫婦も、60代と思われるお姉さま方も、

みんな、みーんな、おじいさんを見て、おじいさんの振りを真似ている。



TERUさんの歌に合わせて、おじいさんが飛ぶ。

おじいさんが飛べば、あたし達も飛ぶ。

JIROさんのベースに合わせて、おじいさんが右手をあげる。

おじいさんが右手をあげれば、あたし達も右手をあげる。

HISASHIさんのギターに合わせて、おじいさんが左手をあげる。

おじいさんが左手をあげれば、あたし達も左手をあげる。

TAKUROさんのギターに合わせて、おじいさんが両手をふる。

おじいさんが両手をあげれば、あたし達も両手をあげる。






ーいつしかあたし達のブロックには、妙な一体感が生まれていたー









そんなおじいさんのリズムは、彼女の”Modern…”で最高潮に達したものの、

結局、このおじいさんは、アンコール待ちの間ですら一度も杖を手にすることはなく、

2時間以上もの時間、オールスタンディング。

誰より元気に手を振り、リズムを刻み、そしてジャンプをし、

それはもう、見事なステージだったし、

あたし達ブロックに生まれた一体感は、

他でもないおじいさんの手によって作り上げられたものであった。



おじいさん・・・!







おじいさんまでを虜にするGLAYの魅力は、底知れぬものを感じたし、

おじいさんには次のライブも参戦して欲しいなと、心から思った

GLAY ARENA TOUR 2017 “SUMMERDELICS”だった。








ご清聴ありがとうございます。

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ありがとうございます。ぺこりぺこり。






あたし自身も、次のライブではまた会いたい。

おじいさんに。








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