新刊、発売中です!

美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本 

価格/1,300+税 →こんな本です。


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前作より3年。

新刊の発売が決まったのは、昨年10月のことでした。



前作を共に歩んでくれた編集のハチとは、あれ以降も仲良くさせてもらってて、

時間があえば、ランチをしたり、お茶をしたり。

編集と著者というより、友達みたいな関係(それも、極端に連絡を取り合ってみたり、むちゃくちゃ親密な話とかしてんのに、ある日突然パッタリ連絡が止んでも、どちらも気にせず、ある日突然連絡が再開したところで何も気にしないという、Oざっぱーならではの関係)だったんだ。

そんな関係の中で、

「次作を作る時は、一番娘が中学校を卒業してからにしよ!」

なーんて話をしたことがあったんだけど、

ハチがそれを覚えててくれたことがすっごく嬉しかった。



その後、すぐさまハチと再会を果たし、

発売日や企画なんかを話し合ったんだけど、

よくよく考えてみれば、当時、受験という大きな壁を抱えてて。

どっちも手に入れたい欲張りなあたしは、

結局、どっちもを選び、本来春予定の発売を秋まで待ってもらったんだけど、

それでも、結構途方に暮れた時期もあったし、

泡を吹いた時期もあったなぁ。と、思う。



たった128Pの中に数々の思い出が潜む新刊。

制作時にすごく思ったんだけど、

本を作る過程って、出産に似てる。






たとえば、妊娠を知った時って、すっごく嬉しいと思う。

どうしよう。とか、まさか!とか、大丈夫なのかな。とか、

いろんな不安はあれど、やっぱり、嬉しいと思う。

でも、出版が決まった時も、妊娠と同じように、すっごく嬉しくて、

どうしよう。とか、まさか!とか、大丈夫なのかな。とか、

いろんな不安はあれど、嬉しい気持ちには変わりがない。



出版が決まった後は、

編集と2人でいろんな企画を詰めていくんだけど、

「どんな風にしようか」

「こんな企画はどうだろう」

「あんなレシピはどうだろう」

と、ハチと2人で考える時は、最も夢と希望に満ち溢れていて、

まだ見ぬ我が子に夢を見た日々を思い出す。



でも、いざ撮影だの何だのの作業が始まってみると、どうしようもない不安に襲われ、

時にはテンパリ、時には泣いて、時には泡をふき、望んでもいないことが次々と起こる。

もちろん、ハチは相談にのってくれるし、時に手助けもしてくれけど、

最終的に作るのはあたしだし、撮るのはあたしだし、書くのはあたし。

「本当に大丈夫なん・・・?」と、見えない出口に彷徨う様子は、

まんま、つわり。



ただ、写真とテキストの〆切りが終われば、待っているのは休息の日々。

最もつらいところを脱出し、ホッと一息をつきながら、伸び伸びと暮らせる嬉しさは、

安定期の日々と同じ。



だけれども、その後に待っている校正&校了(いずれも間違い探しの作業)は、

最も過酷な作業で、

やってもやっても終わりが見えず、

頑張っても頑張っても出口が見えず、

だけどここでやめるワケにはいかず、

歯を食いしばって誤字を探す作業は、陣痛を彷彿させる。



しかし、すべてを終え、ようやく出会ったものは、

とても愛おしいものであり、

これまでの日々が辛ければ辛い分だけ愛おしさは増すし、

たとえ紙と言えども、我が子と同じ。



多分それは、あたしだけではなくどんな著者さんも同じだと思うし、

終わってしまえば愛しさしか残らないのは、出産そのもの。








21×15cmの小さな我が子が旅立つ明日。

まだお会いしたことのない読者さんに、

「はじめまして」が言えることを楽しみにしてます。














と、

発売前夜にちょっとセンチメンタルな気持ちになって、

つらつらと言葉を並べたてたのに、

ふと、密林さんを見たら。
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すでに売っててワロタ。







ご清聴ありがとうございます。

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ありがとうございます。ぺこりぺこり。






でも、発売は本当に29日なんだ・・・(´;ω;`)ブワッ







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