
ハンバーグ2種・マッシュポテト・人参グラッセ・サラダ・かぶと油揚げの味噌汁・ぷにたま
先週の日曜だったかな。
ひなの「ハンバーグが作ってみたい」という望みを叶えるべく、
2人で買い物に行って、
2人でハンバーグを作ったんだけど、
どうせなら違う味のものを食べ比べてみたくて、
ハンバーグ2種類を並べた晩ご飯。

右と左に置かれたハンバーグは、
どっちもハンバーグだし、
正真正銘、ハンバーグであることは間違いないのだけれど、
肉も異なれば、
配合も異なるし、
ソースも異なるという、
全く別の種族。

まぁ、一口にハンバーグって言っても、
いろんな作り方があるし、
好みのタイプも千差万別だとは思うんだけど、
材料や配合の違いによってどんな違いを見せるのか、
サラっと見ていきましょう。
まずは、我が家の定番ふわふわ~のハンバーグ。

うちのハンバーグって、
ちょっと尋常ではない量の玉ねぎを入れるんだけど、
それがハンバーグの旨味とふわふわ食感の元。
本家本元のレシピはここ(→ふわふわハンバーグ)ですが、
今回はより違いを出すべく、
ハンバーグと玉ねぎの限界に挑戦すべく、
豚挽き肉200gに対して玉ねぎ2個を入れてみました。
(まとまるかなーと思ったけど、問題なかったです)
このハンバーグは、「お箸で食べれるふわふわ型」ってのがひとつの売り文句なんですが、
売り文句に沿って、そっとお箸を入れてみると。

スッと入ります。
ナイフもフォークも怪力も不要ですが、豆腐よりは硬いかな。ってくらいの硬さ。
そして、肉以上の玉ねぎを入れるので、
肉が少ない分、ジューシーさに欠けるイメージですが、
そんなことはない。

一口噛めば、玉ねぎの甘さと旨味が口の中にじんわり広がり、
ナツメグのスパイシー感が舌の上で踊る。
肉が少ない分、肉々しさは多少欠けるものの、
それがより一層玉ねぎの甘味を引き立たせ、
ジューシー感はそこはかとなく深イイ。
ひな「やっぱ、ハンバーグはこの味、この食感だよね。」
あたし「だよね、だよね!やっぱ、ハンバーグはこの味だよねー!」
なんでもかんでもちょいちょいレシピを変えたがる我が家で、
何年もの間、変わらぬ姿で王座に座り続けるふわふわハンバーグ。
その理由は単純に、
ウマいから。
まーね。
うっかり食べ比べる前から勝利宣告をしちゃってんですけど、
もいっこ作っちゃったんでね。
もう片方も見ていきましょうか。

こちらは新型合い挽きハンバーグ。
肉は牛肉7:豚肉3の、一般的な合い挽き肉使用。
ふわふわハンバーグでは豚挽き肉200gに対して2個の玉ねぎを入れましたが、
こちらは控えめの1/2個。
調理中、玉ねぎの少なさに不安を感じたりもしましたが、
やっぱり、肉が多い分捏ねやすかったし、成形もしやすかったです。
あと、焼いてる時の肉汁の量が半端なかった。
溢れんばかりの肉汁を見て、
ぎゅっと詰まったジューシーハンバーグであろうことは明白。
相当なみっちり感を得られるだろうことを確信し、
上記にならって、こちらもお箸を入れてみると。

/スッ\
あたし「え。」
ええ、ええ。
肉ぎっしりジューシー、がっちりどっしりどすこい型を狙い、
極限まで玉ねぎを減らし、極限まで肉を増やし、
箸がつっかえるほどのみっちり感を狙ったワリには、
むちゃくちゃすんなり入りました。
おかしいな、こんなハズではなかったのだが。
と、思いつつ、口に入れてみると。
あたし「これは・・・!」

あたし「・・・肉だね。」
ええ、ええ。
最初にふわふわハンバーグを食べたからか、
予想以上に肉々肉。
箸を入れた時は全く感じなかった肉感が今ここに。
ひな「うん、肉だわ。」
ええ、ええ。
ふわふわハンバーグも肉であることには変わらないんですけど、
なんつーかな。
こっちは肉を食ってるというか、
肉を頬張ってるというか、
肉と戦っているかのような肉感。
あたし「すごい肉だね・・・」

ひな「パパって感じ・・・」
と、
予想以上に肉感(さぶろー山感含)を見せてくれたみっちり合い挽きハンバーグ。

やっぱ、肉が多いと、肉なんだね。
という、当たり前のことを身をもって感じたハンバーグでした。
じゃ、結果としてどっちがウマイかって話になると、
あたしもひなも満場一致でふわふわハンバーグオシだし、
みっちり型を食べて、改めてふわふわハンバーグの美味しさを再認識したほどだったんだけど、
唯一、さぶろー山が、
「この家でこんなに美味しいハンバーグに出会えるなんて・・・!」
と、涙を流して喜んでいたので、
多分、肉好きにはみっちり型が喜ばれるっぽい。

そして、ハンバーグの面白さに気づいたあたしは、
次なる頂、
豆腐ハンバーグとおからハンバーグに進もうとしてることも、
ここに報告しておこうと思う。
(多分来週あたりから嫌というほどハンバーグを作ることでしょう)
で、ハンバーグの付け合わせ達も、ひなと一緒に作成。

ひな「やっぱり自分で作ったグラッセはいつもより美味しー!」
ひな「マッシュポテトもいつもより美味しー!」

そうだね。
ひなが皮をむいて、
あたしが切って、あたしが煮て、あたしが味付けして、
ひながバターを入れたグラッセも、
ひなが皮をむいて、
あたしが切って、あたしが煮て、あたしが味付けして、
ひなが潰したマッシュポテトも、
どっちも美味しかったです。

ひな「だって、サラダもいつもより美味しい気がするし!」
ええ、
切ったレタスに、コーンとベビーリーフのっけて、
ドレッシングはピエトロなんですけどね。
ひな「味噌汁も美味しい!」

ええ、ええ。
あたしが切って、あたしが煮た味噌汁に、
ひなが出汁を入れてくれたんですけどね。
ええ、ええ。
ひな「ぷにたまもいつもより美味しい!」

ウエルシアから買っただけなんですけどね、
ええ、ええ、ええ。
ひな「ひな、ひょっとして料理の才能があるんじゃないかな。」

ええ、ええ、ええ、ええ。
子供って純粋だな。って思いました。
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
純粋すぎて、不安になる時もある。
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