万全の態勢を敷いたつもりで、数々のトラブルに見舞われた我が家の受験記録とその後のお話。
序章はここ→
1章はここ→
2章はここ→
2.5章はここ→
3章はここ→
4章はここ→
5章はここ→
6章はここ→
7章はここ→
8章はここ→
9章はここ→
10章はここ→お受験物語 ー10章ー
11章はここ→お受験物語 ー11章ー
いつまで続くん?って話ですが、今日で最後ですんで、安心してお召し上がりください。
2日目の試験終了後は、
「この場所で」「この時間に」「待ってるから」。
と、約束をし(携帯対策)、
指定された場所へ向かうと、
スキップで向かってくるひなの姿が見えた。
その姿からは、嬉しさが溢れ、
そんなひなを見た瞬間、
肩が軽く、
視界が広く、
まるで憑きものが落ちたような感覚に捕らわれたことは一生忘れない。
あたし「・・・これで全部終わりだね・・・!」
さぶろー山「だな!」
アレもコレも我慢し続けた4ケ月。
ひたすら机に向かい続けた4ケ月。
喧嘩して泣いても進み続けた4ケ月。
もう、あたし達を縛るものは何もない!
ひな「受験終了ーーーーー!!!!!!」
嬉しい!嬉しい!自由だ!!!
と、車が壊れるくらいはしゃぎ、
嬉しい時はルーテシア(新潟で一番ウマイケーキ屋さん)だ!
と、ルーテシアでケーキを買い、
よっしゃ、寿司だ!
と、近くのくるくる寿司へ。
ひな「乾杯、乾杯、かんぱーーーーーーーーい!」
あたし「お疲れ、お疲れ、お疲れーーーーーーー!」
さぶろー山「はらみ、びんちょう、サーモン、ネギトロオオオオオオオ!」
あたし「頑張った、頑張った、みんな頑張ったーーー!」
ひな「終わった、終わった、超嬉しいいいいいいい!」
さぶろー山「まぐろ、赤貝、しめ鯖、えんがわアアアアアアアア!」
あたし「嬉しい、嬉しい、ホント嬉しいいいいいい!」
ひな「自由だ、自由だ、今日から自由ーーーーーーー!」
さぶろー山「まだい、ぶりとろ、鉄火、かに味噌オオオオオオオオオ!」
うん。
掛け声のおかしさすら愛おしく感じたあたしは、
多分、本当に疲れてたんだと思う。
うん。
お腹いっぱいになった後は、
近所の本屋で、本やらゲームやらを買い込み、
三者三様の休日を過ごして、
夜はみんなでお好み焼き。
久々に作った山芋なしでもふわふわ~なお好み焼き。
カレコレ1年ぶりくらいだったんだけど、
本当にふわっふわでビックリしたわ。
レシピはここ→山芋なしでもふわふわ~なお好み焼き
で、デザートには「嬉しい時のルーテシア」!
2年間の製菓学校を経て、
ある程度のものは作れるようになったし、
食べればどんな風に作ってるかも分かるようにはなったけど、
やっぱり、自宅じゃ作れないものもあれば、
ケーキ屋さんのケーキは段違いに美味しい。
そんな段違いに美味しいケーキは、
みんな、自分で食べたいものを選んで買ったのに、
いざ、ケーキを目の前にしたら、他のものも食べたくなった。っつー欲張りにありがちな希望を叶え、
4分割にして食べたワケだけれど、
この美味しさ、一生忘れない。
と、
初日に比べたら、段違いなほど安心安全健全な2日目。
誰一人として、
「出来はどうだった?」
と、声をかけることもなく、
不安な表情を見せることもなく、
ただただ、終わったことを喜んだ2日目。
発表までの期間、
不安な気持ちがなかったワケではないけれど、
我が家の場合、「受験すること」に大きな意義があったのかもしれない。
たかだか高校受験。
誰しもが通る道ではあるけれど、
こうして、家族全員で乗り越えられたことを誇らしく思うし、
これから受験を控えたお母様方には、
「受験に携帯を持たせるな」ということを、
心からお勧めしたいし、
どうでもいい我が家の話に最後までお付き合いいただいた常連様には、
感謝の気持ちでいっぱいです。
よそんちの子なのに、自分のことにように応援していただき、
熱い声援に、温かいお言葉も頂戴し、
本当にありがとうございました。
たくさんのお気持ちをいただき、
ひな、高校生になりました!
入学式で唯一撮ってもらった写真。
若干、曲がっているうえ、ピンボケだという苦情はさぶろー山まで。
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
そのうち、偏差値を「1」あげるのに払った金額等々がUPされると思いますが、
そこはまぁ、急がず、焦らず、いこーか。
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