ご訪問いただきありがとうございます。

2014年3月12日、初のレシピ本を出版していただきました。
楽天ブックス Amazon、書店さんなどでお買い求めいただけます。


cottaさんではモニターブロガーとして生息しております。

↑あたしの心の拠り所。



ご新規様、はじめまして。

常連様、愛してます。

今日もお手柔らかに突っ込んでください。かしこ。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日はね、いつになっても上達しないあたしのパンの話なんだけど、

「あー、あたしパンの話興味ないからー。」

つって、帰るのはまだ待って。





あのね。

パンに興味ない人もね。

これは見たほうがいいと思うな。



パンに興味がなくても、やどかりには興味があるかもしれないし。

いや、むしろ、やどかりには興味あると思うし。

なんたってやどかりだし。

YADOKARIだからね。








まー、やどかりって本来海辺に住む生物だしね。

うちにいるだけでも珍しいっつーか、

卓上やどかりとか、そうそうできる事じゃないからね。



これ、狙っても難しいから。

プロでも微妙な域だから。

で、まずはやどかりとの関係を話すタメの「パン」ね。

噂のパン、パン。

ロールパン。





相変わらず、下手の横好きっつーか、

バカの一つ覚えっつーか、

ワンパターンっつーか、

まぁ、阿呆は阿呆なりに必死こいてるワケですけども。




とりあえずね、これを見てもらおうか。

ロールパン。



よーく見ると、表面にシワが寄っちゃって、

まるで齢90オーバーのおばーちゃんみたいになってんですけど、

これね、




ダメな例。



過発酵です。

カハッコー!











まーね、

相変わらず素人丸出しなあたしのパンだけど、

半年も学校に行ってれば、ちょこっとした知恵もついてくるワケで。

その知識を少々布教するとしたら、

まず、聞いてほしい。







発酵。について。




ご存じ、パンにはイーストなるものをぶち込んで、それを育て、成形して、焼くワケだけども。

なにせアイツラは息をして成長をする代物。

その上、人間と同じで、生体は千差万別。



ぶっちゃけ、千差万別の面倒なんてみきれねーよ。

と思わないこともないのだけれど、

イーストなくしてパンは焼けませんので、

こちらが下手に出て、機嫌をとって、愛情を持って、話しかけてみたりして、

大事に、大事に、時には厳しく、旅をさせながら、扱う。



人はそれを、発酵と呼ぶ。







そんな「発酵」ではありますが、

発酵は、パン作りにおいて、最もキモとなる部分。

発酵を制すものはパンを制すと言われるほど重要な部分でもあるのだけれど、

やはりここは千差万別な生体ですから。

最も失敗の多い部分でもある。




先生曰く、パンを焼くにあたって、一番多い失敗は、発酵不足。

素人の焼くパンは大抵が発酵不足らしく、

これで最高!と思っていても、

90%は発酵不足らしい。





ちなみに、発酵の足りないパンは、焼き色がつきにくく、

生地の目が粗いので、

食べるとズッシリ。

粘土かな。っつーくらい重い食感に。

パン本来のふわふわ~な感じが形成されず、

大変勿体ないそうです。








そしたら。

「じゃー、ちょっと発酵を多めにとってみよかー。」

と、思う方もいると思う。

みんな思うと思う。

実際あたしも思った。





「じゃー、今日はいつもより発酵を多めで!」





なーんて思ったら。

いらっしゃいませ過発酵。





ハイ、これ、発酵不足って言われた人が次にやる失敗の例です。

やりすぎの証です。

ロールパンのシワは過発酵の証です。









いつも笑顔が素敵で、

優しい優しいパンの先生にこやつらの写真をお見せしたら、







先生「やりすぎの見本市。」






と、お褒めいただきました。

わははははは。














あ、言い忘れてたけど、ここでまだ半分くらいだから。

まだ話終わんないから。

昨日書けなかった分も今日書く気だからね。

お腹すいた人は棚の中に入ってるちょっとしけたハッピーターンでも食べてから戻ってきて。










で。

ロールパンとやどかりの話はさらに飛躍して。

ぶっちゃけたことを言わせてもらえば、

上に載せた白いほう(プレーン生地)はまだマシ。

過発酵でもまだマシ。

見本市、どんと来い。






問題はこっち。

まずね、この塗り卵の粗さよ。

お前、やる気ある?

手で塗ったん?

みたいな。

(イエ、刷毛で塗りました。それも山羊毛の)







そのうえ、潰れおちゃむくれロールパンまで生まれちゃって。


どうしたんこれ。

何に踏ませたん?

象にでも踏んでもらったん?

みたいな。

(イエ、象には踏ませていませんし、ワタクシも踏んでいません)









ホントにね。

これだけでも笑っちゃうんだけど、

もっと笑えるのがツライ。

何が起きた。




ホントびっくりだよね。

ロールパン、立っちゃったよ。

望んでもいないのに、立った、立った。

元気に立った!







立つのはクララだけで十分だっつーの。












なんかさー、

いっつも先生に発酵不足、発酵不足って言われるからさー、

気合いを入れて。ね。

ちょっと多めにホイロ(焼く前の最終発酵)とったんだよね。




でさ。

あたしさ、

ロールパンを芋虫型に焼ける。という特技も持ってるじゃん?

↑これとか。


↓この上のヤツとか。

これさ、「成形の時に生地を伸ばしすぎると芋虫型」になるっつーことを、

ワタクシも、8回目にして。ネ。

少々学ばせていただいたので、

あんまり伸ばしすぎず、そこそこの厚みを持たせた状態で、

ふんわりくるくるっと巻くことにしてんですよ。





こんな感じに↓


まぁこれ、全然違うバターロールを焼いた時の写真だけど、とりあえず、こんな感じの例。ってことで。






そうすると、だね。

ロールパンって、幾重にも巻きができるワケですから、

こう、縦にも厚みがでるというか、

平らな形というより、

どちらかと言えば、まぁるい感じで、

円にちょろっと右手と左手ができた。みたいな。

そんな感じの形にね、

なるんです。

(なんせ、そのほうがバターロールらしく焼ける)




で、

そんな円にちょろっと右手と左手ができた生地を発酵させるワケですから。

そして、それが、気合いを入れた発酵、カハッコーなワケですから。







多分、途中で魔法使いがでてきたんだろうな。

オーブンを開けたら、やどかり鎮座していました。

ビビデバビデブー!









とりあえず。

横からやどかり。





縦からやどかり。







斜め上からやどかり。







倒れたやどかり。









底からやどかり。

ありがとう、やどかり。
















望んでもいないのに、生まれてしまったやどかり。

大変立派な鎮座劇でした。

あー、あとね、これを見て、やどかり以外の何かを想像しちゃった人はね、


言わなくていいから。

口に出したらダメだから。

あたしも同じこと思ってるから。













ご清聴ありがとうございます。

うん、やどかりだわー。と思ったら、こちらをポチポチポチっと。

人気ブログランキングへ        ブログランキング・にほんブログ村へ 

スマホ、PC、タブレットなど、文明の利器からご覧の方はこちらから↑


あたしはもう違うんですけど、化石のような携帯電話をお使いの方はこちらから↓


人気ブログランキング に参加しています


レシピブログランキング に参加しています


にほんブログ村 に参加しています


ありがとうございます。ぺこりぺこり。





ちなみに、やどかりの中には。

チョコチップとクリームチーズが住まれております。ハイ。











ハロウィンまであと2日!

材料が全部揃ったキットもあるよ~♡












 AD