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万全の態勢を敷いたつもりで、数々のトラブルに見舞われた我が家の受験記録とその後のお話。




序章はここ→お受験物語 ー序章ー

1章はここ→お受験物語 ー1章ー

2章はここ→お受験物語 ー2章ー

2.5章はここ→お受験物語 ー2.5章ー

3章はここ→お受験物語 ー3章ー

4章はここ→お受験物語 ー4章ー

5章はここ→お受験物語 ー5章ー

6章はここ→お受験物語 ー6章ー

7章はここ→お受験物語 ー7章ー

8章はここ→お受験物語 ー8章ー

9章はここ→お受験物語 ー9章ー

10章はここ→お受験物語 ー10章ー




カレコレ1ケ月前の話になるうえ、

10章まで書いたら若干飽きてきて、あのままドロンしようかと目論んでたんですが、

よくよく見返したら、コースのメインを食べて、飯を食ってない。みたいな終わり方をしてたんで、

今日はあの続きをちょこっと。



トラブルはすべて終息しておりますので、安心してお召し上がりください。










とんだ受験トラブルを経て、ようやく自宅に戻ったあたし達。





あたし「ひなー!携帯あったよー!」





と、声をかけると、

ただでさえシクシクしているひなが、

余計シクシクしてしまったのだけれど、





あたし「大丈夫、大丈夫。携帯もちゃんとあったし、誰しも一回は落とすもんだし、

そんなに気にしなくて大丈夫だよ!」





と、告げると、





ひな「・・・・・誰でも落とすの・・・?」





と、口を開き、





さぶろー山「そうだそうだ。俺なんて、人生で何度携帯を落としたか分かんないし!

落としたことに気づいたこともなかったし!」





ひな「・・・・・え?」








さぶろー山「パパとママの出会いは携帯を落としたことだしな。」



ひな「え。」







うん。

あれは完全に軽蔑の眼差しだった。




保身のタメに言っておくけれど、

あたしはさぶろー山の携帯を拾ったお巡りさんから連絡を貰っただけであり、

携帯を落としたことなどない。

断じて、ない。








そんなことを話しながら疲労困憊の晩ご飯を食し、

気を取り直して、2日目の試験対策をした3月6日。



9時には寝る予定だったものが11時になだれ込み、

ひなは予定より2時間ほど遅れての睡眠だったけれど、

もちろんあたしはそこからさらにやること(最後のあがき&ヤマ勘張り)があるワケで、

またもや夜を徹して内職作業をし、

HPゼロのまま迎えた受験2日目。
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2日目にあたるこの日は、

新潟らしい雨予報だったのだけれど。





空を仰げば。
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見事な快晴!





あたし「ヤッター!」





さぶろー山「晴れだー!」





ひな「ひゃっほー!青空ー!」





雪国の人間というものは、

青空を見れば意味もなく喜ぶし、

事実、冬の青空ほど貴重なものはない。(←雪国あるある)






幸先のいい2日目。

あたし達のスタートは、再び、こちらから。
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/コメダ珈琲\





もーね、

すっかり定番となった受験日のコメダモーニング。
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なんたって、コメダは縁起の良さはお墨付きだからね。





合格率30%を突破させてくれるとか、

ホント、神か。
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でもさ、当時はあんまり考えたことなかったけど、

今、改めて考えてみると、

合格率30%って、ちょっとどころか、だいぶすごい選択だよなって思う。





普通だったら、合格率40%でも悩むし、

今だったら、合格率50%でもやめるわ。
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何を思ってそんな博打を打ったのか、

当時のあたしとひなに聞いてみたいわ、マジで。





(こう見えても、あたしは、石橋は叩いて叩いて叩きすぎてうっかり割って、いかだとオールを作って川を渡るタイプだし、ひなは石橋を渡ることすら選択できず、川端で泣いてるタイプです。ええ)
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で、これが合格率30%の難関を突破させてくれたありがたきカツサンド。





コメダ校の時は味噌カツサンドだったけど、

今回は海老カツサンドをセレクト。
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個人的には、味噌カツサンドのほうが縁起が良さそうだから、

味噌カツサンドにしたら?って勧めたんだけどね。

味噌カツサンドは飽きたらしい。

一回しか食ってないのに。





でも、いろんなことがあって、ひな自身もすっきりしたのか、

ピースする余裕も出てきちゃって。
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ひな「2日目だしね、余裕だよ!ヨユー!」





さぶろー山「まぁな・・・本試験終わって、携帯落として、警察に拾われて、ってしたら、

もう、怖いものなんかねーよな。」
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受験の経験値も積んだけど、

人生の経験値も積ませていただいた3月6日。





うちの子は確実に一回り大きくなったと思うわ、うん。
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そして、あいふぉーんが無事で本当によかったと思うわ、うん。





ひな「いや、でもさ。あいふぉーんのことはもう忘れようよ!」
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あたし「いや、そう簡単には忘れられないな。

きっと、結婚式には涙ながらに語るだろうし、

なんならDVDにしてスクリーンいっぱいに流してやろうと思ってる。」





ひな「えー、やめようよー。早く忘れようよー。」
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さぶろー山「忘れてもいいけど、大丈夫?携帯持ってる?」





ひな「えっと・・・持ってる、持ってるー!」
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あれ以来、我が家の合言葉は、


「携帯、持ってる?」









そんなことを話し、みんなで笑いながら、ひなを試験会場まで送り届け、

あたしとさぶろー山は、試験会場近辺で待機。



待機中、祈祷するあたしと、

隣でぐーすかぴーすか眠るさぶろー山(役立たず)。
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昨日は昼間っから酒を飲んで、役立たずと化し、あたしの怒りを買い、

そして、今日は待機も惜しんでの昼寝。



コイツはどんだけ・・・。



と思ったものの、よくよく見れば、

昼寝中、祈るように手が組まれていたのは、

さぶろー山なりの親心か。

それともただの偶然か。









ご清聴ありがとうございます。

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ありがとうございます。ぺこりぺこり。






100%、偶然。










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