万全の態勢を敷いたつもりで、数々のトラブルに見舞われた我が家の受験記録です。
序章はここ→
1章はここ→
2章はここ→
2.5章はここ→
3章はここ→お受験物語 ー3章ー
4章はここ→お受験物語 ー4章ー
5章はここ→お受験物語 ー5章ー
6章はここ→お受験物語 ー6章ー
7章はここ→お受験物語 -7章ー
今日は絶望の82,296円、もとい1回41,148円・・・!
ダメじゃん、もう終わりじゃん。
と、思っても、
簡単に諦められる金額と使用回数ではない。
この時点で時計は7時を回り、
息はぜえぜえ、腹はぐうぐう、雪はこんもり、体はガクブル状態だったものの、
あたし達は次なるあいふぉーんポイントに望みを託した。
車に乗り込み、
南へ数十メートルほど進んだ時、
あたし「あ、交番がある・・・!」
さぶろー山「ひょっとしたら届いてるんじゃ・・・!」
微かな望みを抱き、あたし達は大急ぎで交番に向かった。
あたし「すみませーん!」
勢いよく交番の扉に手をかけると、
あたし「あれ・・・?」
扉は開かなかった。
お巡りさんは留守だった。
さぶろー山「なんでこんな時に・・・!」
普段、交番が留守とかあんまりないんだけどな。
あたし達はどこまで運がないんだろうな。
ワリと運だけは持ってるほうだと思ってたけど、その運、どこ行ったんだろうな。
まぁ、持ってる運がすべて受験で使われてるならいいんだけど、
でも、やっぱり82,296円、もとい1回41,148円は惜しいけどな。
そんなことを思っていると、
ふと、入り口に設置された電話を見つけた。
さぶろー山「・・・これ、どこにつながるんだろ。」
受話器をあげると、
どこぞのお巡りさんにつながったようだった。
さぶろー山「もしもし。えーと、落とし物をしまして、それが届いてないかどうかを確認したくて交番に来たんですが、交番の中が留守のようで・・・」
と、これまでの流れをお巡りさん に説明する。
さぶろー山がお巡りさんと電話をしている間、
あたしはあいふぉーんの現在位置を更新し、
ひたすらあいふぉーんのサウンドを再生する。
これ↑
あいふぉーんを探すの機能のひとつ、「サウンドを再生」。
たとえバイブモードでも、電源さえ入っていれば大音量でお知らせしてくれるという便利機能。
もし、交番に届いていれば、音が聞こえるハズ・・・!
と思ったけれど、何の音もしない。
ここにあいふぉーんはない。
さぶろー山「ええ、ええ。落とした場所は志望校近辺だと思います。5時半くらいに探し始めた時は志望校近辺で反応がでていたんですが、少しずつ動いているようで・・・ええ、ええ。携帯電話はあいふぉーん7。本体はシルバーで透明のカバーがついています。新品なんで傷はないです。」
がっくりと肩を落とすあたしと、
必死で説明するさぶろー山。
さぶろー山「ここまではあいふぉーんを探すという機能を使って追ってきたんですが、ついさっきまで志望校近辺ででていた反応が少しずつ移動してまして、それを追っている状態です。」
そうなのよ。
82,296円なのよ。
1回41,148円なのよ。
明日も試験なのよ。
だから急いでんのよ。
早く概要を理解してくれよ。
と、思ったその時・・・!
さぶろー山「・・・え、もしもーし?もしもーし??」
あたし「・・・どうしたの?」
さぶろー山「電話が切れた・・・・・」
あたし「え?」
さぶろー山「なんか、しゃべってたら途中で声がしなくなって、プープープーって・・・」
どこにつながるんだか分からんけど、
関越トンネルですら電波の届く時代に、いきなり電波が切れるとか、そんなアホな!
昭和かよ!
と、思い、
一度受話器を置いて、もっかい受話器をあげてみると・・・
さぶろー山「誰も出ない・・・」
なぜ、
受験というここ一番の日に、
こんな不運に見舞われているのか。
何かの呪いか、
10年分の不運か。
あたし「・・・もういいよ。交番に届いてるワケないし・・・もうちょっとあいふぉーんの行方を追ってみようよ・・・。あ、今度は東のほうであいふぉーんの反応がある。」
さぶろー山「だな・・・東に行ってみるか。」
あたし達は自分達で行方を追うことにし、今度は東へ向かった。
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
あたし、ずっと仕事してた\(^o^)/もうやりたくない\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
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