万全の態勢を敷いたつもりで、数々のトラブルに見舞われた我が家の受験記録です。
序章はここ→
1章はここ→
2章はここ→
2.5章はここ→
3章はここ→お受験物語 ー3章ー
4章はここ→お受験物語 ー4章ー
5章はここ→お受験物語 ー5章ー
6章はここ→お受験物語 ー6章ー
今日はあいふぉーんの行方から。
ついさっきまでこの近くにあったあいふぉーんが、
東へ300mほど動いている。
動いていると行っても、あいふぉーんが、
「今日寒いよねー!」「どーするー?」「ちょっと走っとくー?」
とか言いながら、マラソンをしているワケではない。
あいふぉーんが動くということは、人間が拾っているということ。
あたし「!!!!!」
このご時世、転売もできるあいふぉーん。
盗難品であっても、結構な高値で取引されるあいふぉーん。
ひょっとしたら、落とし物を拾って、しかるべき場所まで導いてくれる人もいるかもしれないけれど、
そんな人がそうそういるとは思えない。
拾われたら一貫の終わり。
それが悲しい現実であることは、誰しもが周知の事実。
あたし「あああ・・・あいふぉーん・・・・・!」
さぶろー山「でも、でも、でも、ちょっと待て!諦めるのはまだ早い。」
あたし「でも、でも、でも、あいふぉーんが動いてる・・・!さっきまでここにあったあいふぉーんがあっちに行ってる・・・!」
さぶろー山「そもそも、この機能の精度がどこまでアテになるか分かんないし、ひょっとしたら、100~200mくらいの誤差はあるかもしれないし、誰かが間違って蹴っちゃったかもしれないし。」
実際、100~200mって結構な距離だし、
ここぞという時に、そんな誤差があっては困るうえ、
一蹴100mってある意味ギネスな記録だけれど、
どうすることもできないあたし達は、
とりあえずあいふぉーんの示す場所へ移動した。
あいふぉーんの示すポイントに着き、再びあいふぉーんを探す。
あたし「じゃ、あたしはこっちを探すから、さぶろー山はあっちを探して!」
さぶろー山「分かった!」
血眼になりながら、
地を這い、あいふぉーんを探す。
あたしは、雨に打たれながら、文明の利器を呪った。
どんどん小さく、どんどん薄くしてしまった人間の知恵を憎んだ。
本来、携帯電話という形態は、こうあるべきなのだ。
「なくさない」「踏まれない」「落とさない」の3ないスタイル。(https://matome.naver.jp/odai/2136612184983883101より拝借)
これが昭和の産物だったら・・・!
と思いながら、もう一度、位置情報の更新をすると、
今度は南へ100mほどの場所へ移動している。
家から回収ポイントまでずっと動きのなかったあいふぉーんが、
東へ300m、南へ100m。
あたし「ねえ、これ・・・絶対どこかを目指して動いてるよね・・・」
さぶろー山「動いてるな・・・」
いくら「あいふぉーんを探す」機能がついていても、地図が見れても、
誰かが拾った場合、誰があいふぉーんを持っているか、その個人を特定することなんてできるワケがない。
そして、今はGPSで追えるけど、電源を切られたら一貫の終わり。
あいふぉーんの行方は分からず、あいふぉーんとはおさらば。
我が家は晴れて、1回41,148円の使用料を払うこととなる。
あたし「あいふぉーんが・・・!」
拾われている・・・!
それも、あたしではない誰かに拾われている・・・!
さぶろー山「もう、ダメじゃん。」
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
To Be Continued・・・!
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