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今までの経緯を一行で説明すると、

アレコレソレを経て、これこうなって、さらにこうこうなってこんななってます。

今日はそれの続きのお話。





ちなみに画像は、

本編とは何の関係もないウオロク(地元スーパー)の塩バターキャラメルパン。
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流行りの塩バターパンにキャラメルが入っただけのものなんだけど、

これがむちゃくちゃウマくて、今、最もあたしを熱くさせるパン。



見れば心がときめき、目が合えば心が躍る愛しい人。
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あまりの美味しさに、ウオロクでバイトしようか迷ってる。

(これの親玉として塩バターパンも存在してますが、親玉はそこまでの感動がなく、

ウオロクのパン。って感じなので、お買い求めの際は、キャラメルの有無をお忘れなく)










さて。

この家に移り住んで8年の時が経つ。



貧乏生まれの貧乏育ちだったあたしは、

結婚したら自分の城を建てることを何より夢みていたし、急いていた。



というのも、

前に住んでいた家は、

春は小鳥がやってきて、

夏は蚊と蝉が部屋を舞い、

秋はバッタがこんにちはして、

冬は部屋で雪遊び。



現代っ子が住むには、いささか風流すぎた。



そのうえ、震度3の地震で崩壊した時には、

さすがに命の危険を感じ、

霞を食っても城を・・・!

一刻も早く安住の家を・・・!

と、毎日足繁にブラックディーラーに足を運び、

昼休みがなくとも、(←昼休みというカテゴリが存在しません)

立ち止まる暇がなくとも、(←軽く1日50kmは走ります。「座る」とか夢のまた夢)

残業手当がもらえなくとも、(←夜中までいても0円、朝までいても0円!)

休日は8:30~16:00まで車庫証明にとられようとも、(←新潟市在住というだけで市内の用事はすべて休日のあたしが担当って絶対オカシイ)

ひたすら耐え、城を建てた。



この城が完成した時は、比喩やものの例えではなく、本当に涙を流して喜んだ。



35年ローンの、小さな片田舎の城ではあるけれど、

あたしをすべてから解放してくれた大切な、大切な城である。








という、あたしの城を。



「ドン!」



一蹴ならまだしも。



「ドン!」

「ドン!ドン!」

「ドン!ドン!ドン!」

「ドン!ドン!ドン!ドン!」

「ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!」





十五蹴!












あたし「ひなアアアアアアアアア!」





怒ったあたしは、

鬼の形相でひなの部屋の扉を開け、





あたし「城を蹴るな!」
 




と、一喝。





「こんな家でも毎月一生懸命払ってんだ!(さぶろー山が)」

「それをあと27年払うんだ!(さぶろー山が)」

「城を壊すな!」

「大事に扱え!」

「そんなに体力が有り余ってんなら、外を走れ!!!!」





と、さらに喝。





もちろん、物のたとえと勢いに任せた言葉だったワケで、

実際に外を走ってもらおうとか、そんな気はサラサラなく、

なんなら言ってやった自分に酔いしれるくらいのもんだったんだけど、





ひな「外、走ってくる!」





ときたからにゃー、










え、マジで?




あたしも焦るよね。








だって、この日、この時、2月7日、0時すぎ。

外は定例の吹雪。

気温は麗しの氷点下。



子供が外に出る時間じゃなければ、

受験生が外にでる天気でもない。



なのにひなの素早さったらもう。

あっという間にあたしの脇をすり抜け、あっという間に階段を駆け下りる。



玄関の扉が閉まり、あたしもハッとする。

大慌てでひなを追う。





あたし「ちょっと、ひな!外に出るならコートぐらい・・・!」





と、優しさをみせたところで、

コートに手袋、そしてマフラー、長靴と、防寒体制ばっちりのひなは、

自宅前で走る前のウォーミングアップ中。



あ、そういうのはちゃんとするタイプなんだ。

意外にしっかりしてんだな。

と、ひとしきりの感心をみせたけれど、

深夜の寒空を、若いお嬢さん一人で走らせるワケにもいかないので、

あたしは車でついていくことに。






顔を真っ赤にして、涙をこぼしながらの深夜マラソン。

吹き荒れる吹雪の中、白い息が宙を舞う。



キレたひながどんな走りを見せてくれるかと思いきや、









自宅前一周。(およそ200m)



タンカを切ったワリには走る距離がかわいい。







マラソンは1分で終わったものの、

それでも久々の全力疾走だったのか、

肩で息をするひな。



同じようにあたしも肩で息をする。

笑いをこらえるために。



自宅前で立ち止まったひなは、

何か思うところがあるのか、

道路から動かない。



しかしあたしは、

溢れる笑いをどこで止めればいいのか、

道路から動けない。





車の窓を開けると、ひなと目が合う。





両者共に肩で息をし、

両者共に見つめ合うも、

二人の間に言葉はない。



しかし、

目があってしまった手前、無視もできない現実。

タンカ切ってかっこよく飛び出した現実は200m。





あたし「車に乗りなさい!」





と、ひなを回収。

あたしは笑いをこらえ、そのまま車を走らせた。










さて。

かっこよくひなを回収したはいいものの、

これからどうするべきか、何の考えもなく、

深夜の街を当てもなく走った。



二人の会話は無く、

風が唸りが幅をきかせる車内。



真っ暗な田舎道を、

止まることなく、前進し続けるあたし達。



吹き荒れる吹雪の中、

流れる音楽はラブリー。BY小沢健二



夜が深く、長い時を越え、

OH BABY LOVELY LOVELY WEY、息を切らす。






気づけばあたし達は、

ひなの第一志望校前にいた。








ご清聴ありがとうございます。

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To Be Continued・・・! 









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